葬儀に関するざっくりガイド

終活とエンディングノート

先日テレビで「終活」が流行っているという話題を観ました。
テレビで観た終活には、遺影撮影会があり、きれいに化粧をして着飾った姿で撮影している人がたくさん写っていました。
終活とは、自分の理想的な最期を迎えるために行う準備のことで、生前のうちに葬儀の内容やお墓、相続関係など事前に書きとめておくことです。
いつかは迎える最期を誰にも迷惑をかけず、自分らしく終わりたいと願う人が多いようです。
実際、自分の老後に死ぬ前と死んだ後考えておかなければならないこととは何か考えたことがありません。
例えば、年をとって介護が必要になったとき、誰に介護してもらうのか、老人ホームに行くのか、介護費はどうするのか、重病になったときに告知してくれた方がよいのかなどが重要になってきます。
また、入院して医療を受けることになった場合にも医療費が関わってきますし、死が近づいてきたときに余命を告知してもらったほうがよいのか、延命治療を望んでいるのかが必要な項目となってきます。
自分が死んでしまった後も残された家族には以下の負担がかかってしまいます。
まず葬儀です。
葬儀をする場所、費用、人数などの手配は家族がしなければなりません。
しかも葬儀は亡くなって翌日などに行われる場合が多いので急変して亡くなってしまった場合は、家族に時間的にも精神的にも余裕がなくなってしまいます。
そして、葬儀が終わると埋葬や納骨があり、埋葬方法にも火葬や土葬などがあり、納骨場所の手配もしなければなりません。
また、年金や生命保険などの手続き、金融機関などの手続き、遺産整理などさまざまな負担が家族にかかってしまいます。
家族に余計な負担をかけさせないためにエンディングノートというものがあります。
エンディングノートとは、自分にもしものことがあった時のために、自分の人生の記録や、残された人のために伝えたいメッセージなどを残すためのノートです。
エンディングノートの記入項目は主に、自分の経歴や思い出、続柄などの親族の情報、友人の情報、銀行口座やローンなどの資産の情報、今後病気になったときの介護や治療についての希望、葬儀の内容や墓についての希望、遺言についてなどがあります。
万が一自分に何かあったときにノートに書き留めておけば残された家族の負担を減らすためにもなります。
家族へのメッセージも記入しておけば家族の悲しみを癒すことにもなります。
自分が死んだ後でなくても自分の経歴や友人の情報を記録できるので、物忘れがひどくなってしまっても困りません。
残される家族のため、また自分の歴史としてエンディングノートを残すのもいいかもしれません。

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